下水道業界および働く人々への評価の向上

　実のところ、過去1000年で最も重要な医学の進歩は、ペニシリンでも、薬でも心臓移植でもないのです。水処理の重要性に気づいたことこそが、人間にとって大きな進歩だったのです。これはイギリスの下水処理コンサルタントであるスティーブ・チャーチハウス博士の言葉です。

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　これだけ重要な役割を担っている下水道ですが、はたしてそれに見合う社会的な評価を得られているでしょうか。国内における下水道の事業規模は、民営化されている電力、ガスや通信システムに比べれば、はるかに小さいことが指摘されています。しかし、私たちは他のインフラに比べて下水道の果たす役割が小さいとは考えていません。

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　私たちは、下水処理場のイメージの変化を契機として下水道の貢献を広く皆様に認識していただくと共に、重要なインフラに相応しい投資を呼び込み、身近にある水環境にもっと触れ合いたいという潜在需要を実現することで、下水道業界および下水道に関わる人々への評価の向上を目指します。